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山道を登った先の素敵なお寺。
池に浮かぶアジサイ目当てで行ったら、アヒルにヤギ、孔雀までいて、、、無料とは思えないスポットでした。
雨引観音ってどんなお寺?
関東近郊を旅してまわっているベアーです。
今回は茨城県の「雨引観音」をご紹介します。
茨城県桜川市にある「雨引山 楽法寺」というお寺のコールネームです。
587年に創建された雨引観音の建物や像は「国の重要文化財」・「茨城県の指定有形文化財」に指定されています。
また、山道を登った場所にあり、境内で放し飼いにされた孔雀を観賞することが出来るのも特徴の1つ。
さらに、「6月上旬~7月下旬」にかけて開催される「あじさい祭」では、池いっぱいに浮かべた色とりどりのアジサイや、夜のライトアップを楽しむことが出来、多くの拝観客で賑わいます。
1、到着!第1駐車場から境内へ
7月の頭に『雨引観音』の存在を知り、池にアジサイを浮かべる「水中華」のイベント期間をチェックしたら、、、
なんと「6月24日~7月9日(2023年)」!
まだギリギリ開催中(^-^)
スケジュール的に最終日なら行けるので、来年まで待たずに行ってみることにしました♪
暑さも厳しいうえに、きっとアジサイの見頃も過ぎてるんだろうなぁと思ったけど、1度行ってみたいと感じたら居ても立っても居られません。
「熱中症」&「枯れたアジサイ」覚悟で行ってきます('◇')ゞ
トンネルを抜け、山を越えて、、、どうにか無事に到着。
この日は比較的空いていた様で、雨引観音まで1番近い第1駐車場に車を停めることが出来ました(^^)
大自然の風景に囲まれた心安らぐスポット。
第1駐車場の中に、薬膳中華のレストラン(写真の建物)もあります。
お寺や神社に来ると、ただの階段や壁でさえ立派に感じてしまいます。
⇧颯爽と雨引観音に向かうのはパートナーの『サリー』です。
正門も見事!
いきなりフォトスポットです。
山にある割に、思ったほど階段を上りませんでした。
と思ったら、第2駐車場に車を停めた場合はこの階段を上らないといけなかったようです(;^ω^)
素敵な階段なので下りたいのですが、上るのがしんどいのでやめておきます。
2、手水舎(ちょうずや)でお清め♪
先ず、我々を出迎えてくれたのは、こちらのオシャレな手水舎(^^♪
夏らしく提灯が飾ってあって可愛らしいですね。
既に水中にアジサイ。。。
身も心も清められそうです。
3、立派な建物や像♪
手水舎で無事にお清めも済ませたので、本堂へ向かいます。
また少し階段を上らなくてはいけませんが、風鈴の音が聴こえてきて良い癒しに( ̄▽ ̄)
正に日本の夏🎐
なぜ風鈴の音を聴くと、涼しくなった気がするのでしょうか。
香炉からはいい香りのする煙がモクモクと上がっています(^-^)
本堂へお詣りする前に更に清めましょう♪
本堂は神聖な場所なので撮影はご遠慮しましたが、ちゃんと2人でお賽銭を入れて手を合わせてきました。
本堂の周辺には立派な建物や像が沢山あります!
これらは国や県の文化財に指定されているとのこと。
くれぐれも勝手に触ったりしない様に気を付けましょう。
祠にはオシャレな傘でデコレーションが(≧▽≦)
可愛すぎる。。。
こんな荘厳な「千手観音像」まであります|д゚)
悪いことをしたら罰が当たりそうです。。。
4、池に浮かぶアジサイ
今回のメインディッシュ「水中華」をご紹介♪
池に浮かぶアジサイが可愛らしくて魅力的(*^^*)
水中華も境内の本堂周辺で観ることが出来ます。
凄まじい量のアジサイが浮かんでいる池もΣ(゚Д゚)
枯れそうになったアジサイから順に切り取って池に浮かべるそうです。
枯れかけた花を切って水に浮かべることで、長く花を楽しめるとのこと。
植物にも優しいイベントなんですね(*´ω`)
それにしてもインパクトあります。
たまにアジサイの横を鯉さんやアヒルさんが通るので、ご覧になってみてください。
5、お土産&休憩所
もう少し境内を散歩したいのですが、あまりに暑いのでちょっと休憩させて頂きます。
休憩所ではお土産も売っていて、「財布」や「煎餅」「ジャム」など、茨城県ならではの商品も並んでいます。
野菜売り場では「ピーマン6ヶ150円」・「ナス3本150円」などが目に留まりましたが、大きくて立派なので、ベアーとしてはスーパーで買うより安いと思います。
休憩所が空いていたので、使わせて頂きました。
田舎のおじいちゃん家に来た様な気分になれる落ち着いた畳の部屋( ̄▽ ̄)
市販のペットボトルの飲み物やアイスクリームも売っているので、涼むには打ってつけ!
こんな休憩所まで用意されてるなんて、、、雨引観音、なんて優しいお寺なんでしょう。。。
御朱印・お守りなども、休憩所の直ぐ近くの建物で手に入ります。
6、散策路で風景を満喫♪
ひと休みしたので、もう少し境内を見て回ろうと思います。
山の上だけあって眺めが素晴らしい(^^♪
桜川市に移住したくなってきちゃいました。
この絶景ポイントは「本堂に向かって左手」へ進むと奥に見えてきます。
因みに「本堂に向かって右手」に進むと奥に「延命水」と呼ばれるご利益のある水を飲める場所があります。(今回は行きませんでした)
おやっ、絶景ポイントの近くに下に降りれる階段が!
どうやら散策路がある様です。
アジサイも咲いていて素敵(^^)
せっかくなので歩いていくと、
こんな滝もお目にかかれました。
更に進むと立派な鐘楼も見えてきます!
1度でいいから鳴らしてみたい。。。
7、孔雀や動物たち♪
雨引観音の境内で出会った素敵な生き物たちをご紹介♪
先ずは散策路の池に居る「鯉」さんと「亀」さん。
鯉さんは水中華の池にも居ますが、こちらにはなんと金色の鯉がΣ(゚Д゚)
しかも2匹も。。。
ご利益が有りそうなので、是非、探してみてください。
続いて「ヤギ」さん。
ヤギにしてはミニタイプで可愛らしい(*^^*)
散策路の途中で何頭か居るのですが、檻のドアの向こうに居るので、開けたら必ず閉めましょう。
こちらは「アヒル」さん。
ぐぅわっ!ぐぅわっ!と鳴き方が可愛いうえに、近づいても逃げません(≧▽≦)
なんていい子なんでしょう。
池や散策路で自由に歩いたり泳いだりしているので、必ず見掛けると思います。
そして、最後に「孔雀」さんをご紹介。
境内で放し飼いにされているとは聞いていたのですが、実際に会えました!!
本堂から近い場所で見つけたのですが、帰りに出入口付近でも見掛けたので、本当に放し飼いされている様です。
残念ながら羽を広げる姿は見れなかったのですが、思う残分撮影させて頂きました(^^♪
更に、出入口付近に大きなケージがあって、そちらに数種類の鳥さんたちが飼育されています。
「白孔雀」さんなどのレアな鳥も(^^)
境内で孔雀さんと会うことが出来なくても、ここでひと目見ることは出来るでしょう。
ヤギさんや鳥さんにあげるエサが、1カプセル100円で売っているので、エサやり体験にもチャレンジ出来ます。
また、撮影禁止だったので写真はありませんが、「お猿」さんの芸も開催していたので、興味のある方は足を止めてみてください。
8、階段を上った先にアジサイ畑♪
そろそろ帰ろうかと思ったら「水中華」の池の奥にこんな階段を発見!
随分急ですが、疲れた体に鞭を打ち、先へと進みます(・ω・)ノ
階段の途中には可愛らしい石像が沢山♪
上まで上ると水子を供養する石碑があるとのこと。
雨引観音は安産や子供の健康を祈願すると、ご利益があることでも知られています。
本当に素敵なお寺ですね(^-^)
可愛らしい石像たちに励まされながら、遂に1番上まで辿り着きました!
水子を供養する石碑は撮影をご遠慮しようと思っていたのですが、、、
なんと!石碑だけではなくアジサイ畑もありました(≧▽≦)
見頃は少し過ぎていますが、充分綺麗♪
ガクアジサイも咲いてます(^^)
散策路にも咲いていたのですが、ここがメインのアジサイ畑の様です。
苦労して上った甲斐がありました(*´ω`)
ご利益があるだけではなく、自然の風景や花に癒されることも出来るなんて、、、
ありがとう、雨引観音。。。
9、ま・と・め
桜川市の『雨引観音』にアジサイを見に行ったら、動物や自然の風景も満喫出来る素敵なお寺でした。
撮影
本堂は神聖な場所なので撮影は控えましょう。
また、お猿さんの芸も撮影禁止なので、現地で楽しんでください。
オススメのフォトスポットは、本堂に向かって左手に進んだ場所から見る「自然の風景」。
もちろん「水中華」や「孔雀」も忘れずにフィルムに収めましょう。
混みぐあい
水中華やライトアップの最終日でしたが、アジサイの見頃が少し過ぎていたので、空いていました。
それでも拝観客はまずまずいたので、6月に行く場合はかなりの混雑を予想しておきましょう。
予算
今回は2人で行って、予算130円で遊んでこれました。(お賽銭は含まない)
内訳は、
ペットボトルの水130円のみです。
拝観料と駐車料が無料なので、かなりコスパの良い観光スポットだと思います。
リピート
有名な「マダラ鬼神祭」や、春の「つつじ祭」も気になりますが、ベアーとしては秋の「紅葉祭」を観に行きたいです。
境内の紅葉はもちろんですが、桜川市全体の紅葉風景も気になります。
ベアーさんのアドバイス
☆『雨引観音』を楽しむポイント4つ☆
皆さんが雨引観音にお出掛けの際、お役にたてるよう楽しむポイントをまとめさせて頂きました!
参考にしてみてください♪
車はなるべく第1駐車場に停めよう!
雨引観音の駐車場は第1~5までありますが、第1が最も高い(境内に近い)場所にあって、順に低くなります。
歩いて上るのが大変になるので、空きがあるかどうか、上の方からチェックしましょう。
混雑が嫌なら見頃過ぎに行こう♪
咲いてるアジサイの見頃が過ぎても「水中華」は見応え充分なので楽しめます。
混雑が予想される6月を避けて、7月のイベント終了間際に行くのも悪くないでしょう。
孔雀は近づき過ぎずに撮影しよう!
境内の孔雀さんは、人が近くに居ると羽を広げてくれないそう。
他の拝観客も居るので、いづれにしても羽を広げた姿を見るのは難しいかもしれませんが、孔雀さんのストレスを考慮して、ちょっと距離を置いて観賞しましょう。
カップルにオススメ♪
子供連れやシニアも多く見受けられ、全世代が楽しめるスポットですが、水中華や孔雀など、お寺の域を超えたフォトスポットはデートにもってこい。
実際に多くの若いカップルが楽しんで過ごしていたので、是非、2人で足を運んでみてください。
マップ
基本情報
『雨引山 楽法寺』
ご住所:茨城県桜川市本木1
お電話:0296-58-5009
開園時間:午前8時半~午後5時
拝観料:無料
☆無料駐車場が約300台あります。
☆第1駐車場と御朱印所にトイレがあります
詳しい情報は、『雨引観音』さんの公式サイトでご確認頂きますようお願いいたします⇩
「雨引山 楽法寺 公式サイト」
最後までお読み頂きありがとうございました♪