この記事は約8分で全文を読むことができます
まるで江戸の様な雰囲気の下町が埼玉県にありました。
海外からの観光客にも人気の「小江戸川越エリア」。
今回は、『川越氷川神社』→『菓子屋横丁』→『一番街商店街』→『時の鐘』のルートでお散歩してきました。
小江戸川越とは?
関東近郊を旅してまわっているベアーです。
今回は埼玉県の「小江戸川越エリア」をご紹介します。
埼玉県川越市のニックネームです。
そもそも小江戸とは、江戸の様な風情を持つスポットを指す言葉で、関東近郊を中心にいくつかあります。
その中でも川越市は、川越藩が江戸幕府の北の門として重要視されていた名残から「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」と言われる程、有名な小江戸スポットです。
歴史の深い街ですが令和以降も、文化財・神社・商店街を始め、カフェや四季を楽しめるスポットなども数多くあり、お散歩にうってつけの観光スポットとして親しまれています。
1、小江戸川越マップ
始めに公式サイトからダウンロードしたマップで、小江戸川越の全体図をご紹介しておきます。
下町エリアをお散歩する魅力は、決まったコースがなく、自分でオリジナルの楽しみ方を発見できるところ(^^)
今回は「川越氷川神社」→「菓子屋横丁」→「一番町商店街」→「時の鐘」のルートでお散歩♪
(赤→青→黄の順)
最初に行くのは川越氷川神社と決めていたのですが、その先は、事前に下調べしてはいたものの、細かくスケジュールを決めずに、気分に任せて歩いてきました。
皆さんも、出掛ける前にマップを眺めてお散歩のイメージを膨らませてみてください。
『小江戸川越』のマップ 詳しい情報はこちら⇩
2、「川越氷川神社」で初詣
近くの駐車場に車を停めて、徒歩4分。。。
午前11時30分。
先ずは、川越氷川神社へ。
お邪魔したのが(2023年)1月8日ということで、ちょっと遅めの初詣となりました。
「屋台」や「鯛みくじ」などが出ていて、賑わっています(*^^*)
三が日ではないので、ここまでの縁日ムードは期待していませんでした。
ちょっとラッキー(^^♪
境内は凄い数の参拝客ですΣ(゚Д゚)
お守りや絵馬なども買うことが出来ます。
こちらは「人形(ひとがた)流し」というお払いをする為の小川。
1回100円で、どなたでもチャレンジできます!
他にも「絵馬トンネル」など、みどころが多い素敵な神社でした(≧▽≦)
商店街からは少し距離が離れるのですが、時間がある方は是非、立ち寄ってみてください。
『川越氷川神社』の魅力をもっと知りたい方は、こちらの記事がオススメ⇩
3、「菓子屋横丁」でスイーツ漁り
午後12時30分。
川越氷川神社から徒歩12分。。。
何やら甘い香りが漂ってきました。
「一番街商店街」に行ってランチを摂ろうと思ったのですが、足先を変えることに。
続いて、環境省の「かおり風景100選」にもなっている「菓子屋横丁」をご紹介します。
正方形のロータリーになっている路地に、20数店舗の菓子屋・駄菓子屋が建ち並ぶスポットです。
お腹を空かした観光客が、あちらこちらで食べ歩きをしています(^^)
⇧どのお菓子に狙いを定めるか迷っているのはパートナーの『サリー』です。
石畳の路面にノスタルジックなお店が建ち並ぶ風景は、見てるだけでも楽しめます。
我々も小江戸な気分になってきました♪
先ず、頂いたのは「都屋」さんの「しょうゆ焼きだんご」。
都屋さんのだんごは、1本50円という安さで、味はしょうゆ1択のみです。
粋ですね。
ほうばると、香ばしいしょうゆの香りと、モチモチした食感が口の中に広がります。
観光スポットで、このコスパ!(^^)!
都屋さんに感謝しかありませんm(__)m
(みたらし団子ではないので、甘さはないのでご注意ください。)
続いて、サリーが「ほくほく」という看板が気になっている様子。
どうやらサツマイモを使ったスイーツが味わえるお店の様です。
川越はサツマイモの産地として有名なので、これは味わっておくべき。
焼きたてを出してくれる「サクとろスイートポテトパイ(1個380円)」というスイーツが、ほくほくさんの目玉商品♪
名前からして美味しそうですね(≧▽≦)
「りんご」や「レアチーズ」が入ったポテトパイもあったのですが、我々は「プレーン」を1つ頂くことに。
かぶりつくと、その名の通りサクっとして、とろっとします。(こんな食レポしか出来なくてすいません)
サツマイモの甘みが強くて、大満足(*^^*)
サツマイモなんて、、、フルーツのスイーツに比べてちょっと地味、、、なんて思う方は騙されたと思って1度食べてみてください。
こうなると、もう1品くらいサツマイモのお菓子が欲しくなってきちゃいます(*’▽’)
続いて、小江戸川越銘菓「いも恋」さんのおまんじゅうを1つ注文。
商品名もそのまま「いも恋」。。。
こちらは店頭で、あっつ熱で売られています。
店員さんから熱い内に直ぐ食べることを勧められるので、食べ歩きにぴったりのお菓子ですね。
「もっちもちの生地」の中に、「あんこ」と「ふかしたサツマイモ」が入っているのですが、驚くべきはそのサツマイモ(゚∀゚)
サツマイモを潰した餡などではなく、カットされたホクホクのサツマイモがそのまんま入ってるんです。
それでいて、とろける様に柔らかく、生地やあんこと溶け合います♪
いも恋さんは、一番街商店街にもお店が出ていて、値段も1個200円とお手頃。
是非、川越のサツマイモの食感を味わってみてください(^^)
4、蔵造りの町並み♪「一番街商店街」へ
午後1時。
菓子屋横丁を後にして、下町の風情を満喫できる「一番街商店街」へ向かうことに。
菓子屋横丁から徒歩4分。。。
見渡す限りの蔵造りの町並みが目の前に広がります。
天気が良く、街の風景が一層映える日和でした( ̄▽ ̄)
約500mのストリートの両脇に、レトロな雰囲気の建物がビッシリと並んでいます。
歩いていて気付くのは、電柱や電線がほぼ目に入らないこと!
平成4年に電線の地中化をすることで、町の景観維持に成功したのだとか(゜o゜)
小江戸川越、、、なんてこだわり様。。。
一番街商店街のメインストリートから、細い路地をふっと覗くと、こんな所にも凝った石畳とレトロな建物の世界が広がっています。
足を進めていくと、なんだかドキドキしてきますね(^O^)/
先には、「しあわせ稲荷」というお参りスポット、「川越バウム」などのお土産屋さん、お食事停までありました。
こちらは「しあわせ稲荷小路」という路地。
皆さんも、時間の許す限り、自分だけの穴場を探してみましょう(^^♪
一番街商店街を端まで歩き終えるのに、約25分掛かったのですが、町並みが素晴らしいので、あっと言う間でした。
とにかく凝った街づくりがされていて、人生で1度は歩いておきたいスポットだと思います。
「スターバックス」も、小江戸バージョンになっていますね(´艸`*)
なんて素敵な。。。
5、商店街でもグルメ満喫♪
午後1時30分。
菓子屋横丁で既に食べ歩きをしたのですが、やはり「一番街商店街」でもグルメ漁りをしない訳にはいきません(‘◇’)ゞ
Uターンして一番街商店街を戻りながら、グルメなお店を探していきます♪
事前にサリーがリサーチした情報では、「うなぎ傳米(DENBE)」さんというお店で、「ミニうな飯(700円)」のテイクアウトが出来るとのこと。
川越は鰻も有名なんですね。
店舗を見つけると、スイーツやお菓子とはまた違った甘くて香ばしい香りが漂ってきました。
当初の予定では、お手軽に川越の鰻を味わえるカップサイズの「ミニうな飯」を食べ歩きしようと思ったのですが、歩き過ぎてあまりにお腹が空いていたので、思い切って店内で食事することに。
写真は「鰻重・上」2人前です(≧▽≦)
川越の鰻は輝き方が違います。
箸を入れると、プリンの様に鰻が切れてしまう程の柔らかさ( ̄▽ ̄)
味は言うまでもなく美味しいので、皆さんも予算と相談して、店内で食べる「鰻重」か、テイクアウトの「ミニうな飯」を味わってみてください♪
ベアーは奮発してしまったので、明日からしばらくお茶漬けを食べてしのぎます。(悔いはありません)
『うなぎ傳米』 詳しい情報はこちら⇩
そして、今回のマタタビ(スイーツ)は「川越プリン」さんで頂きます。
こちらはベアーが事前にリサーチしておいたお店で、商店街の雑踏の中から逃さず発見しました(^^ゞ
写真はサリーが頼んだ「川越芋のモンブランソフトクリーム」とベアーが頼んだ「どんだけ~芋プリン」です。
どちらも、さっぱりして甘過ぎない川越芋モンブランがトッピングされています♪
ベアーのどんだけ~芋プリンにはサツマイモのチップスまで刺さっていました。
どんだけ。。。
どちらも文句のつけ様がない美味しさですが、特にプリンの滑らかさは尋常ではありません(≧◇≦)
我々は、この他にお土産として、一番シンプルな「川越プリン・なめらか」を2つ買って帰りました♪
もう言うことありません。
『川越プリン』 詳しい情報はこちら⇩
6、午後3時の「時の鐘」
午後2時50分。
最後くらいは、香りではなく音に導かれてみます。
小江戸川越のフォトスポット「時の鐘」をご紹介。
「時の鐘」は一番街商店街の直ぐそばで、歩いていると必ず目に入ります。
実は、一番街商店街に入って直ぐに、目に入っていたのですが、Uターンしてきて、最後にゆっくり観光。
江戸時代の川越藩主が造ったのが始まりで、その後何度か火事で焼失したものの、その度に造り直されてきたそう。
今ではすっかり小江戸川越のシンボルです(^^)
1日4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)、機械が自動で鐘を鳴らします。
真下に行ってみると、ちょっとだけ登れる様になっていました(^O^)/
子供たちに負けじと、我々も登って記念撮影!
最後まで全力ではしゃぎます。
そして、午後3時。
機械仕掛けの撞木(しゅもく)がゆっくりと動き出すと、時の鐘を撞ちつけ始めました。
「ボォーーン」という鐘の音が、蔵造りの町並みに響き、ベアーの身にも染み入ります(*´ω`)
予想よりはちょっと控えめな音でしたが、それが却って「時の鐘」の佇まいを強調している気がしました。
旅の1日を締めくくる鐘の音、、、ちょっと切ない気持ちになりますね。
ありがとう、小江戸川越。。。
7、ま・と・め
埼玉県の「小江戸川越」は、「情緒あふれる町並み」と「グルメの甘い香り」に癒される素晴らしい街でした。
撮影
一番街商店街の町並みは観光客が多く映りこんでしまうのが欠点。
やはり時の鐘がオススメのフォトスポットです。
特に真下からのアングルで撮影すると迫力ある写真を撮ることが出来ます。
混みぐあい
今回は日曜日の午前11時半~午後3時までの滞在でしたが、どのスポットもかなり混雑していました。
特に一番街商店街で食べ歩きをする際は、行列が出来ていて1時間待ちのお店などもあります。
(2023年)1月8日(日)ということで、川越氷川神社の初詣参拝客が多かった影響もあるかもしれません。
予算
今回は2人で行って、予算10420円で遊んで来ました。
内訳は、
鯛みくじ300円、しょうゆ焼きだんご50円×2、サクとろスイートポテトパイ380円、いも恋200円、鰻重上3850円×2、川越芋のモンブランソフトクリーム400円、どんだけ~芋プリン500円、川越プリン・なめらか420円×2、
プラスお賽銭代です。
見ての通り、鰻重を食べるか食べないかで全く総予算が変わってきます。
リピート
次回は、一番街商店街のメインストリートから少し外れたスポットも回ってみたいです。
美味しいスイーツが食べれるオシャレなカフェを探します。
ベアーさんのアドバイス
☆『小江戸川越』を楽しむポイント4つ☆
皆さんが小江戸川越にお出掛けの際、お役にたてるよう楽しむポイントをまとめさせて頂きました!
参考にしてみてください♪
お店の前で出来立てを食べよう♪
「菓子屋横丁」や「一番街商店街」で食べ歩きをする際には、お店の前で食べれば「出来立て」を美味しく食べることができ、そのお店でゴミも捨てれるので荷物も増えません。
時勢によって、感染症対策にも気を使う必要があるので、「食べ歩き」というよりも「立ち食い」を心がけましょう。
「一番街商店街」のグルメは事前にリサーチしておこう
「ねこまんま焼きおにぎり」が有名な「かつおぶし・中市本店」さんが1時間待ちの行列など、飲食店がかなり混雑していました。
サリーも「ねこまんま焼きおにぎり」と、「傳米」さんの「ミニうな飯」を狙っていたのですが、どちらも行列だったので、ベアーの判断で、店内で食べる「鰻重」に切り替えることにしました。
混雑し過ぎているお店はパス出来る様に、候補を数ヶ所リサーチしておきましょう。
「時の鐘」は、鐘が鳴らない時間に行こう
1日4回の鐘が鳴る時間は、観光客が通常時より寄ってくるので、映える写真を撮るのが困難になるかも。
しかも、思ったより小さい音なので(ベアーは嫌いではありません)、スケジュール管理が難しくなることを考えれば、鐘の音にこだわる必要はないと思います。
土・日・祝日は、楽しい話題を用意しておこう♪
やはり飲食店の行列が頭に残りました。
複数人で出掛ける場合、お腹が空いてケンカにならない様に、「最近あった楽しい出来事の話」や「面白いアプリ」などを用意しておくことをオススメします。
マップ(本川越駅)
基本情報
『小江戸川越』
最寄り駅(観光ルートによる):本川越駅・川越市駅・川越駅
☆喫煙スペース:氷川神社境内・公用車駐車場・野尻たばこ店など
詳しい情報は、『小江戸川越観光協会』さんの公式サイトでご確認頂きますようお願いいたします⇩
「小江戸川越ウェブ 公式サイト」
最後までお読み頂きありがとうございました♪